農場

ALTOラテン語から:altus:高い

太陽の日射し、清々しい自然の空気、昼は暖かく夜は涼しい日々…プロフェッショナルな栽培技術とインスピレーション… その結晶がアルトオリーブス(ALTO Olives.)です。

オーストラリアのグレートディヴァイディング山脈のふもとにアルトオリーブスの本拠地があります。最高品質のエキストラバージンオリーブオイルとテーブルオリーブによる多彩な商品群を精力的に世に送り出している家族経営の企業です。

ALTO の美しい農園では2万本のオリーブの木が栽培されており、気候条件への適性、オイルの含有量、品質、ばらつきのなさなど、様々な特徴を考慮して選ばれたヨーロッパ原産の多彩な品種から構成されています。

アルトオリーブスはAOA(オーストラリアオリーブ協会)の定める製造規範に準拠する加盟生産者であり、アルトオリーブスのすべての製品には、AOA品質保証のラベルが貼付されています。

アルトオリーブスの製品にはHACCP、Olive Care Food Safety Certificationのラベルが貼付されています。

生産地

ALTOのオリーブ農園は、グレートディヴァイディング山脈のなだらかな山麓に広がる起伏のある丘陵地に位置し、シドニーから南西の方角へ車で3時間の、ニューサウスウェールズ州クルックウェル近郊にあります。

標高が高く気候が冷涼なこの土地が選ばれた理由は、オリーブ栽培への適性が確認されたことによります。

オーストラリアの歴史の初期から、オーストラリアの南部台地は、農作物の栽培に恵まれた条件を有すると気づいた土地所有者や牧畜業者のパイオニアたちを魅了してきました。特に、多層化したポドゾル構造、岩の多い粘土質土壌、十分な降雨量、大陸性気候など、オリーブ栽培に理想的な条件が見出されます。

農園

アルトオリーブスは1999年に設立され、標高850mに位置します。真冬を除けば、概して日中はよく晴れ気温は暖かく、夜間は涼しく、オリーブ栽培に理想的な環境にあります。.

ALTOの農園管理は、サステイナブルな(持続可能な)オリーブ栽培方法の原則を実践するもので、それによって毎年の収穫は、最高品質の実と十分な歩留まりを確実にしてくれています。

ALTO の美しい農園では2万本のオリーブの木が栽培されており、気候条件への適性、オイルの含有量、品質、ばらつきのなさなど、様々な特徴を考慮して選ばれたヨーロッパ原産の多彩な品種から構成されています。

品種は、アルベキーナ、ブラックイタリアン、ゴレッジョラ、フラントイオ、ハーディーズマンモス、カラマタ、コロネイキ、レッチーノ、リグリアン、マンザニラ、ネバディロブランコ、ペンドリーノ、
ヴォロスなどが栽培されています。

オリーブ栽培における典型的な年間スケジュールは、春の開花から晩秋の収穫、そして樹液が休眠状態に入る初冬に剪定、という流れをたどります。

製造工程

簡単にいえば、エキストラバージンオリーブオイルはオリーブの実のフレッシュなジュースです。

ALTOエキストラバージンオリーブオイルは、その特筆すべき健康効果と鮮度を最大限に活かすべく、原材料となるオリーブの実を化学物質も過度な加熱も一切使用せずに作られます。

ALTOの一番搾りのコールドプレスのエキストラバージンオリーブオイルには、収穫から数時間以内に粉砕されるオリーブの実の最高の状態がそのまま活かされています。オイルの抽出は現代的な遠心分離機を用い、HACCPの認証を受けた施設で作業が行われます。


搾油されたオイルは、ステンレス製タンクに6週間静置され、その後、残存する水分や植物性の物質などが取り除かれます。製造されたオイルは国際的な認証を受けた政府機関によって成分検査が行われ、
エキストラバージンオリーブオイルに定められた国際基準をクリアしていることを保証しています。

その後、製造されたオイルは緻密なコットン製の繊維を用いた濾過工程を経て、窒素ガスを充填して密閉した容器に保管され、最終的にボトリングされます。

ALTOテーブルオリーブは、手摘みで収穫され、洗浄された後、等級とサイズによって仕分け作業が行われ、窯で乾燥したシーソルトと天然の雨水を濾過した水での塩漬け溶液を使用して自然発酵が行われます。オリーブの実は塩分濃度とPH値を保ちながら 12〜15ヶ月間、塩漬け液に保存されます。オリーブの実は濾過水により再び洗浄された後、仕上げ用の塩漬け液とALTO ”アグリドゥルセ” シャルドネビネガーとの混合液に浸漬されます。 
 


最終段階では、ALTOエキストラバージンオリーブオイル、ALTO ”アグリドゥルセ”
シャルドネビネガー、各種ハーブや香辛料などを材料にして作られた特製のドレッシングに漬けて製品となります。